あたまの図書館

経験や知識をいつでも索引できるように。あたまの中に自分なりの図書館を創っていきます。誰かの役に立つとうれしい。

『おうちでできるモンテッソーリの子育て』

おうちでできるモンテッソーリの子育て モンテッソーリ教育。 なんだか学んでしまうと「やらねばいかん」という気持ちに苛まれそうで手に取っていなかったのですが、やっぱり知らないままも嫌だなあと思いザっと読んでみました。 ところがどっこい。「こうし…

斎藤喜博『授業の展開』

斎藤喜博『授業の展開』 このような時期だからこそ、斎藤喜博先生の著書を手に取ってみた。 最近ではお笑い第七世代という言葉を目にすることが増えてきたけれど、 教員の世界にも世代をつけるとするならば、齊藤喜博先生は教員第一世代。 教員界のTHE・レジ…

『よくわかる学級ファシリテーション②』子どもホワイトボード・ミーティング編

『よくわかる学級ファシリテーション②』岩瀬直樹・ちょんせいこ著 こちらも再読。 ホワイトボード・ミーティングに焦点が当たりがちだけど、その前段階こそが、この本の肝だと思う。 本書は、ホワイトボード・ミーティングを行うまでのプロセスを修行として…

『よくわかる学級ファシリテーション①かかわりスキル編』幸せな子ども時代のために

岩瀬直樹 ちょんせいこ著『よくわかる学級ファシリテーション①』 何度も、何度も、読み返している本。 ちょんせいこさんの講座に行って、サインを頂いたのが5年前。 そのときは大学生だった。 サークルの会議を進行を任されていたこともあり、ファシリテー…

ビジョンとやらされ感

先日、関ジャニ∞のLIVEに行ってきました。めちゃめちゃカッコよかった。歌やダンスはもちろんそうなんだけど、彼らの振る舞いから、15年間築き上げてきたストーリーが垣間見えた。皆から愛されるグループにしようと頑張り続けている姿がカッコよかった。そし…

白ひげの名言を胸に。

子どもたちは、居場所をつくるためならなんだってする。 平気で人を傷つける。 あたかも自分が一番傷ついているかのように、周囲の人は傷ついたことがないかのように振る舞う。 そんなとき、意識したい『ワンピース』の海賊、白ひげの名言。 バカな息子を ー…

岩瀬直樹(原案)『きょうしつのつくり方』

きょうしつのつくり方 作者: 岩瀬直樹(原案),プロジェクトアドベンチャージャパン(PAJ),荻上由紀子,苫野一徳,寺中祥吾 出版社/メーカー: 旬報社 発売日: 2015/11/16 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る きょうしつの中の物語を見ることができる絵…

赤坂真二 『自立論』

『自立論』 赤坂真二先生の隠れた名著、『自立論』 初めてこの本に出会った時は衝撃を受けた。大学の図書館。 「勇気づけのバイブルだ!」と感動したなあ。 社会人になって4年が経った。 大学時代は勇気づけの「方法」に目がいっていたことがわかる。 今は…

やらなきゃいけないことはあるけれど、めんどくさいとき。

書名までは忘れてしまいましたが、片付けの雑誌を読んでいて 「目的」を決めると、「勇気」が湧く。 という言葉に出会いました。 片づけならば、 書斎で優雅な読書タイムを過ごそう。そのために、片づける! 早起きならば、 朝早く起きてお気に入りの珈琲を…

毛涯章平先生の『我が教師十戒』

私の勤めている自治体で研修をすると、必ず出てくる毛涯章平先生。 毛涯先生の「我が教師十戒」は、温かなメッセージで、心に染みます。 1 子どもをこばかにするな。教師は無意識のうちに子どもを目下の者と見て しまう。子どもは、一個の人格として対等で…

初めての振り返りジャーナル

初めての振り返りジャーナル。一年間ほぼ毎日続けました。 もともと大学時代にPAなどの講習を受けたり、ボランティア仲間とイベントを企画したりする中で、振り返りの大切さは感じていました。体験学習サイクルの考え方は、人生の宝だとさえ思っています。 t…

未完の完

社長が、ある詩に出会わせてくれました。 ---------------------------------------------------------------------------------- 未完の完 ああでなければならない こうでなければならないと いろいろな思いめぐらしながら子どもを見るとき 鍛えて一人前に…

吉田新一郎訳『「学びの責任」は誰にあるのか』

尊敬する岩瀬直樹先生が勧めていた本。読まないわけにはいかない。 日曜日に書店で購入し、そのまま一気読み。久しぶりに読書記録をとりました。

朝のコーヒー

最近は寒い。 今朝は起きるのが少し遅くなった。 遅く起きたから、思い切って早く行くことをあきらめた。 その代わりに、珈琲を豆から挽き、水筒に入れて持って行く。 10分もあればできることだ。 不思議なことに、 いつもより時間の余裕はないはずなのに、…

「フリ」「オチ」「フォロー」

限りなく教師に近いお笑い芸人(嘘です)中村健一先生。 その師匠である上条晴夫氏が提唱された「フリ」「オチ」「フォロー」。 この理論、素晴らしいです。 教室に笑いを持ち込みたいけど、面白いことができない。 まさに私のような人に対して救いの手を差…

何のために学校へ来るの?

教師として、答えられるようにしておかねばならない問いですよね。 本日の始業式で、「何のために学校へ来るのか」という話がありました。 「みんなで問題を考え、みんなで生活していくことで、相手を思いやる心を育てるため」という話でした。大好きな校長…

日常を大切にする  

教師として、子どもたちと楽しい毎日を送りたい。 クラスの子どもたちが幸せを感じる場を提供したい。 子どもたちの幸せを応援したい。 だから、もっともっと良い実践をしたい。

池井戸潤『オレたちバブル入行組』

かの有名な半沢直樹の原作。やっぱドラマ化されている作品は面白い!善と悪の図式がしっかりしていて、半沢が相手を追い詰めるシーンは読んでいて気持ちがいい。どのように追い詰めて行くのか、最後を楽しみにしながらワクワクして読み進めていった。父の仇…

杉江修治『協同学習入門』②

前回の記事の続きです。 threepocari.hatenablog.com 協同学習と一斉指導の共通点。 両者ともに大切なこと。 それは、、、

杉江修治『協同学習入門』①

世の教育界の間違った認識を言います。 協同学習は手法じゃない。 一斉指導であっても、協同学習はできるのです。 堀先生の著書を読んで、本書と重なる点が多くありました。 threepocari.hatenablog.com みなさんは協同と競争の違い、詳しく説明できますか?

堀裕嗣『一斉授業10の原理100の原則』

授業づくりには教師の仕事のすべてが凝縮されている 冒頭の一文で背筋が伸びた。 時代の主流となっている「協同学習」や「ファシリテーション」。 それらを機能させるためには、子供たちを納得させたり捌いたりする手法を身に着けなければならない。まさに、…

『授業力&学級経営力』2018.01 No.94

授業名人だけが知っている超一流の指導技術 こんな素敵な見出し、読まずにいられない! 明治図書さん、ありがとうございます。 全ての若手教員に配布してほしいぐらいだ…。 さて、授業編は、授業技術が5つの視点でまとめられています。 8人の授業名人たち…

境野勝吾『超訳 菜根譚』

中国の古典『菜根譚』を作者が訳したハウツー本。 「菜根譚」は私たちの生き方にやさしく寄り添ってくれる本です。 「菜」は野菜。「根」は大根。「譚」はお話。 野菜や大根のように、誰もが気楽に読めて考えられる本。 何か力が入りすぎている人にこそ、読…

重松清『きみの友だち』

「友だちってなんだろう」 そんな問いに対して、ヒントを与えてくれる小説です。 お話によって主人公が変わり、時間軸も変わります。 長編小説なのに、短編のお話が過去や未来をいったりきたりする感じ。 それなのに、最後しっかりとまとめられている。 気…

二年目教師の備忘録③【ミックス】

今日は職場の先輩と乗り合わせて、インフルエンザの予防接種に行ってきました。 学年も違い、普段なかなか話す機会がない先輩だったのですが、帰り道にラーメンに誘われ一緒に食事することに。ありがたいことに、車を出してくれたからと言って奢ってもらいま…

学級懇談会にて

印象に残った保護者の方の言葉がある。 些細なことかもしれませんが、先生がYさんが「これでいい?」って聞いたときに、「それを判断するのは先生じゃないよ。自分で不安なら友達に確認してみな」という言葉をおっしゃていて、子ども達が自分で判断すること…

友達のために力を尽くす【ダニエル・キムの成功循環モデル】

本日は第12回クラス会議でした。 今回の議題は、「絵日記のコツを教えてほしい」 提案理由は、「一年生の弟が絵日記を書くのに3時間もかかっているから」だそうだ。

子ども達の力【0から始めたサッカー】

私のクラスでは、クラス会議を行っています。 早いもので、先週のクラス会議でもう11回目となりました。 赤坂版「クラス会議」完全マニュアル 人とつながって生きる子どもを育てる 作者: 赤坂真二 出版社/メーカー: ほんの森出版 発売日: 2014/01/10 メデ…

子どもを温めるロルバーンメモ【勇気づけ】

今日から子どもを温めるためのメモ(愛用ノートはロルバーン)を始めました。 デルフォニックス ロルバーンポケット付メモL イエロー 出版社/メーカー: DELFONICS(デルフォニックス) メディア: オフィス用品 この商品を含むブログを見る 始めてみると「子ど…

子どもを温める【オセロゲーム】

子どもを温めているか。 ふと降りてきたこの問いが突き刺さりました。 理想としては、 子どもを温かく迎え入れ、 子どもを温めて返す。 はじめと終わりを温めることで、 途中に何か嫌なことが起こったとしても、よい雰囲気で一日が終えられるのではないか。…