強みを見出し、活かす
学級が変わる!授業が変わる!「クラスファシリテーション」入門
- 作者: 大橋邦吉
- 出版社/メーカー: 明治図書出版
- 発売日: 2010/10/01
- メディア: 単行本
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この本を読んでいると、後半の数ページに「ストレングス・ファインダー」が紹介されていました。職員同士、お互いの強みを知ろうねという内容でした。
どうやら自分の強みを知ることができるらしい。
え?!やってみたい!!
そう思い、すぐに書店へGO。
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす
- 作者: マーカスバッキンガム,ドナルド・O.クリフトン,田口俊樹
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2001/12/01
- メディア: 単行本
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「強み」について載っています。
「強み」とは、「常に完璧に近い成果を生み出す能力」のこと。
そして、
「才能」 無意識に繰り返される思考、感情、行動のパターン
「知識」 学習と経験によって知り得た真理と教訓
「技術」 行動のための手段
これら3つが組み合わさって初めて「強み」が生まれるのだそうだ。
「強み」とは、経験によって身につくものではなく、天性の才能が必須ということらしい。
…天性の才能?
「自分はきっとあれだろう!」と思う人もいれば、「いやいやいや、天性の才能なんて恐れ多い…。自分にあるの?」と思う人もいることでしょう。
大丈夫。ストレングス・ファインダーが教えてくれます。
私の強みは、以下の5つでした。
①最上思考
②学習欲
③ポジティブ
④成長促進
⑤共感性
たしかに、大学時代に学んだ内容を自分の強みだと信じて今でも学び、実践を続けている。自分の強みだと判断したものには時間をかけて取り組んているけれど、そうでないものにはあまり時間をかけずに終わらせたいと思っている。
学ぶ「プロセス」に心惹かれるという箇所に共感!
好きなことや興味を持ったことを学んでいるときって心地いい。
自分の中で元々自覚していた強みがこれ。
どんな出来事でも、まず肯定的に考えている。嫌なことがあっても、「この時間は今、何を学ばせてくれているのか」と思っちゃう。
活発さを否定されても、「それで幸せだからいい」と言える。
否定されると傷つくけれど、否定している人の背景をいつも自然と考えている。
これは、PA然りアドラー然り、そういう書籍や考え方に触れ続けているからだと思う。書籍や考え方に触れて学んだ内容に初めから物凄く共感を覚えていたため、自分の中にもそういったことを大切にする才能があったと信じたい。
子ども達の姿を見て、鳥肌が立つことがよくあります。成長を見るのが好きなんだろうなあ。
これは意外だった。自分のことばかりで「人の気持ちを分かろうとしない」と言われた経験があるから。
でも、場の空気は分かるつもり。特に、大学時代では一年間、週に一度、30人を相手に話し合いの進行をしていた。話し合いに参加している人の表情や仕草、声のトーンなどから苦しさが伝わってきたり、ときには自分がその苦しさに飲み込まれたりした。
「人の気持ちをわかろうとすれば」いいのかな?
子ども達にしっかりと向き合う時間をとることができればいいな。
この強みを活かすには、周囲の人のことをじっくりと考える時間をとる必要があるかも。
「強み」は首尾一貫することができて初めて、真の強みになると書かれていました。
今まで無意識的だったことを、意識的にすることで変化が現れるかもしれない。
また、満足のいく成果を得るには、自らの職務に関わる適した「強み」を持つ必要はないともありました。「コミュニケーション」の強みとかほしかったけど、今ある「強み」を活かしつつ、折り合いをつけていけたらいいな。