あたまの図書館

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期待を明確にする

 

「何とかなるだろう」「わかってくれているはずだ」

 

自分が楽をしたいから、この考えに至る。

(信頼するからこそ至るという考え方もあるが、ここでは取り上げないでおく。)

この考えは注意が必要だ。

結局こちらの指導内容が増えてしんどくなる。

 

明確な期待を示されなければ、子ども達だって困る。

役割や目標があっても、期待されることが明確になっていないと、問題が生まれる。

 

国語の授業で、教科書の例文をひたすら読ませてから作文に取り掛かりました。

「この例文のように書いてね」「赤線が引いてあるところがポイント!」

「はーい」

 

結局、指導し直す内容が増えて大変になりました。

「どの表現を使うか」「どの順序で組み立てるか」「どの内容を取り上げるか」「どんな作文だったら花丸か」「こんな表現はやめてほしい」など、

もっともっと詳しく事前指導をして、

教師の期待を子ども達に明確にしてから取り組むべきだった。

反省。

 

教師は子どもに対して、

期待を明確にしなければならないということを身を以て味わいました。

 

そして、期待を明確にするということは、

教師がしっかりと期待する内容をもつ必要があるということ。

 

そのためには準備が大切。

準備は第Ⅱ領域。意図的に時間を作らねば。

 

第4の習慣 Win-Win を考える (完訳 7 つの習慣」セルフラーニンク? DVD5)

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 期待を明確にすることは、信頼残高に預入をすることでもある。その逆もまた然り。

信頼残高から引き出さないためにも、期待を明確にできるようにしよう。