勇気の灯

教育、アドラー、読書レビュー。自分も他人も勇気づける。

子どもを温めるロルバーンメモ【勇気づけ】

 

 今日から子どもを温めるためのメモ(愛用ノートはロルバーン)を始めました。

 

 

始めてみると「子どもたちのいいところを探すぞ~」という目線で子どもを見るので、こちらも温かくなる感覚がありました。しかし、一日やってみて感じました。

 

この実践、「褒め」ノートにしてはいけないということ。

 

あくまでも子どもたちの心を温めることが目的。

褒めることは「評価」に捉えられることもあり、子どもの心を純粋に温められない危険があります。

 

ではどうすれば子どもの心を温められるか。

 

私は、心が温まるのは、「存在を認められたとき」だと考えています。

自分自身の価値を認められたときです。

自分がいいことをした、悪いことをしたにかかわらず、自分の存在を認められたときです。その子の存在を丸ごと包み込むイメージです。

「行動」がどうであったとしても、その子の「人格(存在)」は紛れもなく価値があるものだと捉える覚悟が大切だと思います。

 

なので、

「褒め」ノートではなく、「認める」ノートだということを忘れずに取り組んでいきたいと思います。

 

詳しい内容としては、

 

Aさん

・できなかった逆上がりができるようになって素晴らしい

 

ではなく

 

Aさん

・逆上がりができるように必死に努力を重ねる姿がかっこよかった!

 

結果よりもプロセス重視の視点で。まさに「勇気づけ」です。

これを機に、勇気づけについて触れておきたいと思います。

 

勇気づけとは、

「自尊心と自己信頼を築くのを支援するために個人の持ち味と潜在力に焦点を当てるプロセスであり、勇気と信頼を確立するのに欠かせない技術を適用することで現実化する理論」のことです。

 

引用したのはこの本から。

勇気づけの心理学 増補・改訂版

勇気づけの心理学 増補・改訂版

 

 アドラーに関する教育書はたくさん世に回るようになりましたが、独自の解釈を踏まえられたものも多いです。その中でも、しっかりと理論で語ってくれている岩井さんの本には説得力があります。

 

勇気づけ、すごく簡単に言うと、「他者が自己受容できるように、こちらからはたらきかけること」だと思います。つまり、「どんな状況であれ、自分自身の存在を認められるよう支援すること」だと考えています。個人的な解釈ですので、ご注意ください。

 

そんな勇気づけの技術として、以下の7つが挙げられています。

①加点主義(伸びている部分に注目する)

②ヨイ出し(適切な面に注目)

③プロセス重視(共感で寄り添う)

④協力原理(共通の目標に向けて力を生かしあう)

⑤人格重視(人格的な側面に全面的に信頼を置く)

⑥聴き上手(相手を話し上手にさせる)

⑦失敗を受容(失敗はチャレンジの証、学習するチャンス)

 

今日はもう遅いので軽く触れておくだけにします。

いずれしっかりとアドラー関連についての記事を書きたいなあ。

 

さ、明日もロルバーンメモを活用しながら子どもたちを勇気づけていくぞ。

発表するときのわくわくした顔、そして発表されなかったときの残念そうな顔を忘れられない。評価の時間ではない。温める時間。忘れずに。