あたまの図書館

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「フリ」「オチ」「フォロー」

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限りなく教師に近いお笑い芸人(嘘です)中村健一先生。

その師匠である上条晴夫氏が提唱された「フリ」「オチ」「フォロー」

 

この理論、素晴らしいです。

教室に笑いを持ち込みたいけど、面白いことができない。

まさに私のような人に対して救いの手を差し出してくれる教育理論です。

 

「フリ」「オチ」「フォロー」とは、

子どもたちに「オチ」を担当させ、教師は「フリ」と「フォロー(つっこみ)」を担当しよう。 

 という考え方。

 

後出しジャンケンなどはわかりやすい例です。

T「後出しジャンケンやるよ」(フリ)

C「実際にやって間違える」(オチ)

T「みなさん、なかなか負けず嫌いですね」(フォロー)=(つっこみ)

 

今日、僕のクラスでは「フリ」「オチ」「フォロー」が自然発生しました。

 

T「〇〇さんのこんなところがよかった!拍手!」

 「いいねえ。ちなみに、声を出したい人は出してもいいんだよ。」(フリ)

C1「素晴らしい!」(オチ)

C2「いよっ!日本一!」(オチ)

T「いいねえ最高!」(フォロー)

 「じゃあそれでもう一度やってみよう。〇〇さんのこんなところがよかった!拍  

  手!」(フリ)

C1「素晴らしい!」(オチ)

C2(少しタメて言おうとしている)

C3「いよっ!日本一!」(オチ)

T「C3が言うんかい!」(フォロー)

 

いやあ楽しかった!

笑いは教室に安心感を生み出します。

とても心地よかった。こんな毎日を過ごしたい。

「フリ」と「フォロー」に重きをおいて、子どもを輝かせていきたいな。

 

そして、この「フリ」「オチ」「フォロー」の考え方はお笑いだけには留まりません。

すべての教育活動に当てはまります。

中村健一先生の著書に書いてありますので、興味をもった方はぜひお読みください!

 

 

学級担任に絶対必要な「フォロー」の技術

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