『よくわかる学級ファシリテーション②』子どもホワイトボード・ミーティング編
こちらも再読。
ホワイトボード・ミーティングに焦点が当たりがちだけど、その前段階こそが、この本の肝だと思う。
本書は、ホワイトボード・ミーティングを行うまでのプロセスを修行として掲載している。その中でも、自分がまずやってみようと思えたのは、修行その①「質問の技」だ。
オープンクエスチョンの達人を目指し、ペアコミュニケーションを積み重ねていく。
このときのポイントは、「好意的な関心の態度」
ちゃんと話を聞いていますよー!という態度を相手に伝える聴き方をすること。
あいづちが大切なんだな。反応は相手の存在を承認すること。
ペアコミュニケーションを繰り返すことで、クラスのコンフォートゾーンが広がっていくのかもしれない。
ペアコミュニケーションのインストラクションでは、「言いたくないことは、言わない。言えることだけでOKです。」と伝えている。こういう細やかな配慮が安心を生むのだろうな。なんだか、すごい実践にばかり目が移りがちだけど、やっぱりこういう細やかな部分があるからこそ、実践が成立していくのだろう。
神は細部に宿る。忘れないようにしよう。
Action Plan
・朝の会でペアコミュニケーションを積み重ねる。
その目的は、
①オープンクエスチョンを身に付けて、言語活動の底上げをするため。
②あいづち、好意的な関心の態度を身に付けて、クラスの安心・安全の場を広げるため。
新年度からやってみます!