白ひげの名言を胸に。
子どもたちは、居場所をつくるためならなんだってする。
平気で人を傷つける。
あたかも自分が一番傷ついているかのように、周囲の人は傷ついたことがないかのように振る舞う。
そんなとき、意識したい『ワンピース』の海賊、白ひげの名言。
バカな息子を
ーーーーーそれでも愛そう…
ワンピース読者なら誰もが知っている名言。
敵に騙されて自分を刺した仲間(スクアード)をがばっと抱きしめる白ひげ。
スクアードのすべてを丸ごと受け止める器の大きさが感じられます。
ボクたち教師にも、そんな器の大きさが必要なんじゃないか。
攻撃してくる子は、攻撃しなければ自分を保てないほど必死なんだ。
そんな子どもに対して、「ダメでしょ!」「人を攻撃するなんて、お前はなんてやつだ!」「ウェアアアアアア!!」と言うことは正しいことなのかもしれない。でも、やさしくない。
子どもはたくさんのことを抱えている。攻撃だって、したくなるだろう。
そんな子どもを丸ごと受け止める。攻撃してくる姿勢も、丸ごと受け止める。
攻撃を攻撃と思わない。
子どもからのメッセージだと捉える。
明日も、精いっぱい生きている子どもたちを、笑顔で包み込もう。
彼女らの苦しみが、少しでも緩和されるように。
いつまでも狭い世界で苦しまないで。